第53回 JBCF 東日本ロードクラッシック 群馬大会
平成最後となったJBCFのロードレースのレポートです。
このレースはE1では10位以内で全日本選手権への出場資格獲得ができる大会で、チャレンジロードレースで出場資格を逃したチームメイトを10位以内へ送り込む事を目標にして走りました。
クラスタ:E1
距離:6km×15周回=90km
出走:134名
完走:60名
結果:52位 15ポイント
今回のコースである群馬CSCは修善寺CSCと違い、登りと下りのセクションがはっきり別れておらずブレーキをしっかりと使わなければ曲がれない下りのヘアピンが含まれる。
E1は5周目と10周目終了時に中間スプリントポイントが設けられていた。
この日は4月終盤と思えないほどの寒さで雪がちらつく程だった為スタート直前までアップをし、集団後方で並びスタートした。
レース開始後数周は比較的穏やかなペースで集団は進む。その為かコースいっぱいに広がりなかなか位置を上げる隙間がない。足を使う位置から動けない。
また、登り返しやコーナーの立ち上がりでイマイチ踏み遅れてしまう場面があり、上げた位置を下げてしまう場面もあった。
4周目、中間スプリントポイント争いに向け前方で動きがあるも集団前方へ上がりきれておらず静観しかできず歯がゆい状態が続く。
6周目に数名の逃げができそれを追う形で集団が縦に伸びる。コースに余裕ができたのでバックストレートで踏み一気に位置を上げる。
8周回目の心臓破りの坂で1人の選手がアタック。それに便乗し自分も飛びつくと数十名の逃げが形成された。
メンバーを確認すると昨年、現時点でのポイントリーダー、修善寺での優勝者や入賞者など実力者揃いでチームメイトも乗っていた為、逃げ切りを目指して積極的に前を引く。
しかし、10周目終了の中間ポイント争いを終えた時に逃げの強調体制は崩壊しペースが下がる。チームメイトも集団に戻っていたため足を緩め集団に戻る。
その後は逃げで脚を使いすぎてしまい集団にしがみつくのがやっとの状態。身体が冷えていく感覚があり、軽いハンガーノックの兆候も出ていた。
しかし、先程まで逃げていたメンバーの中でも先頭で積極的に仕掛ける選手が居て自分の弱さを思い知らされる。
最後の周回、心臓破りの坂の前での集団のペースアップに着いていけず千切れて単独でフィニッシュした。
今回は大きな集団のままレースが進行して行きその中でなかなか前方へ上がれずに焦ってしまい、無駄脚を使う場面が多かった。集団内での立ち振る舞い方の経験が浅くもっとここは磨いて行かなくては行けないと反省。
最終週の心臓破りの坂で持ちこたえることが出来れば、もっとチームメイトに出来ることが沢山あったのにと悔しい結果でした。
今回もサポートをして下さったチームメイト、遠方からわざわざ応援に会場にいらしてくださった皆さんに感謝申し上げます。声援に応えることができませんでしたが力になりました!
Photo:Kazutaka Inoue
Photo:Itaru Mitui
ハンガーノック対策に粉飴を入れていますが今回は寒くて殆ど飲めなかった...